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森山由香

「自己実現」の言葉に背中を押されがんばらないリハビリを実践

勤務地 介護老人保健施設 ひうな荘
前職 医療機関勤務
入職年月日 1993年
賞罰
1998年度
第2回社会福祉法人全国社会福祉協議会老人ホーム
自立支援機器(用品)発明・工夫賞 優秀賞
財団法人広島県保健センター高齢者の生活・介護用品
アイディア展 最優秀賞
2007年度
社団法人全国老人保健施設協会 会長表彰
2009年度
介護老人保健施設事業功労者 厚生労働大臣表彰
この仕事をしていなかったら?
「あなたから買いたい」と言われる通販の実演販売員

大林美樹

スタッフインタビュー

受け身的なリハビリに疑問を抱いていた

結婚するまでは病院勤務の理学療法士をしていました。関連の特別養護老人ホームに行くこともあったのですが、30年近く前ですから、とにかく寝たきり寝かせきりの高齢者がすごく多かったんです。
全身が石のように固くなっているので、リハビリと言っても、おむつ交換できるように股関節を開くとか、手が洗えるように指を開くといった状態です。痛いので押さえつけてやるんです。「またお前が来たんか」「白衣が追いかけてきた」と毛嫌いされました。暴力を振るわれるようなこともあり、高齢者にとっても私にとっても、辛いものでしかなかったように思います。
病院でのリハビリも、せっかく機能が改善して退院しても、家に帰るとまた悪くなって、結局、動けなくなってしまうという方が多かったんです。
その当時から、患者さんが受け身的になるリハビリのやり方に、疑問を感じていました。

「自己実現をしなさい」と言われ新たな挑戦

その後、結婚・出産を経て、専業主婦をしていた頃、突然電話がかかってきました。「老人保健施設で理学療法士として働きませんか」と言われたんです。それがひうな荘の初代の施設長との出会いです。
20年前のその当時は、理学療法士や作業療法士は病院に就職するのが当たり前で、社会福祉法人に就職するなんて考えはなかった時代です。
でも話を聞くと、老人保健施設という生活のための訓練の場所が新しくできるということだったので、興味を持ちました。
ただ私は、生活の場に、以前のような痛い辛いリハビリを持ち込みたくないと思いました。「病院のリハビリはしないですが、それでもいいですか? もしかしたら期待に反するかもしれません」と気持ちをぶつけると、「やりたいことをやりなさい。自己実現をしなさい」と言っていただいたのです。
これは私にとって本当に素晴らしい言葉でした。

今ある機能を活用した「がんばらないリハビリ」

そうして私流の「がんばらなくていいリハビリ」が始まりました。高齢者の場合、一生懸命にリハビリに取り組んだとしても、機能をアップさせるのは難しいんです。
例えば、歩けない高齢者が、リハビリをがんばっても歩けるようにはならないし、リハビリの時間以外は寝てることが多いんです。これでは生活に根ざしているとは言えないですよね。
例えば、歩けなくても、膝から下が少しでも動くのであれば、車いすの座面を低くして、足でこいでもらう。そうやって施設内を移動していたら、自然と訓練になるので、特別なリハビリをしなくても現状維持になるわけです。
歩くことを目指して痛い辛い思いをするより、今ある機能をうまく利用して生活に活用する視点を持つことのほうが、意味があるのではと考えたのです。無理して歩けるようにならなくても、車椅子で動けばいいじゃない。お尻が痛くなってベッドに帰りたくなるような車椅子ではなく、長く座っていられるような車椅子が提供できれば、遠出もできるし、みんなと食事したりテレビを見たりできる。そのほうがよっぽど、寝たきりにならないし、生活が楽しくなるわけです。

生活の質の向上のために、良さを引き出す環境を

理学療法士はPT(Physical Therapist)とも呼ばれますが、私は生活の質(Quality)に関わりたいという思いから、自分のことをQTと呼ぶこともあります。ここで働くようになってから、自分で自分の仕事に枠や限界を作ることはやめようと思うようになりました。
だから、私が持っているリハビリの知識はみんなで共有してみんなでレベルアップすればいいと思っています。それがご利用者さんの生活の質を向上させることになるわけですから。良いことを自分だけの物にするのではなくて、やはりみんなの物にしたいですね。
医療はマイナスの部分に注目してしまいます。でもここではポジティブにとらえます。
足が痛い人とか麻痺がある人として見るのではなく、これができる人と考える。今の残っている機能を生かし、その人の良さを引き出せる環境を整えることが大切なのではないでしょうか。
「できることは奪わず、できないことは要求せず、埋もれた力を引き出そう」これが私たちのモットーです。

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