宮迫結衣(特別養護老人ホーム仁方 ケアスタッフ)

「あなたがいい」そう言ってもらえる介護士になりたい
勤務地  特別養護老人ホーム 仁方(現所属:特別養護老人ホーム リアライヴ高陽)
入職年月日  2016年入職
この仕事をして
いなかったら?
 事務系の仕事
好きな言葉  笑顔と感謝
夢は?  全国の美味しいグルメを食べ尽くす
趣味  ドラマを観ること・雑貨屋さん巡り
20(10)年後の私は?  自分と家族との時間を大切にする

※2018年3月20日の取材時点での情報となります。

デザイン建築と福祉 仕事にするなら福祉だった
大学進学時に、デザイン建築と福祉のどちらの道に進むかを迷った結果、デザイン建築の道を選びました。でも、頭の中に描く将来像が具体的になっていくにつれて、学びとしては楽しくても仕事にするには何かが違う。そんな感覚を抱きながら就職活動をしていた最中に三篠会の募集を見つけ、自ら施設見学を申し込みました。その後は、三篠会の中でもいくつかの施設を見学し、第一希望だった仁方に採用が決まりました。実際に施設を見学し、親しみやすい雰囲気に惹かれたことが決め手でした。応募段階では、相談員にも興味がありましたが、まずはご利用者と直接関わって仕事がしたい、そこで学べることがたくさんあるはずだと考え介護職を希望しました。今は介護士としての仕事にやりがいを感じ、この先もずっと介護士として働きたいなと思っています。
慎重ではなく、丁寧にご利用者さんを不安にさせない
介護士として初めて配属されたのは、障害者支援施設でした。ご利用者によってサポートの仕方が違えば性格や考え方も違うので、はじめは手探りで仕事をする毎日。ある時、ご利用者から「そんな不安そうな顔をしていたら、こっちまで不安になっちゃう。自信を持ってやったほうがいいよ」と言われ、私の緊張や自信の無さはご利用者に伝わってしまうのだと痛感しました。不安にさせないためには、自信を持つしかない。自信を持つためには、経験を積むしかないと必死に勉強したことを覚えています。先輩が厳しくも優しく、「それは違う」「こうした方が良いよ」と具体的に1つひとつ教えてくれたことも印象に残っています。上手くいくこともあれば、失敗することもある。1つひとつの経験を糧に少しずつ自信をつけてきました。今では、同じケアでも“緊張感を持って慎重に”していたことが“寄り添い丁寧に”できるようになった気がします。
信頼関係を築く第一歩は私から踏み出す
入職して3年目を迎え、現在は特別養護老人ホームで働いています。入職当初は、ご利用者の「お世話」をすることが仕事だと思っていましたが、働いてみて考えが変わりました。お世話ではなく、「サポート」が私の仕事。出来ないことを出来るように、やってみようと思えるようにサポートする。例えば、食堂までの移動に時間が掛かるからと部屋で食事をされていた方に「行ってみよう」と声をかける。移動は大変でも、次第に食堂でみんなと食事をされるようになる。その姿を目にすると嬉しく、介護士として喜びを感じます。これからは、今まで以上にご利用者に寄り添ったケアを心がけ、「あなたがいい」と言ってもらえる介護士になりたい。何よりもご利用者の気持ちを第一に考える。ご利用者から近づいてきてくれるのを待つのではなく、私から近づき受け入れてもらう。そうすることで信頼関係が築けるのだと感じています。
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