石黒裕二(障がい者支援施設みずさわ 主任生活支援員)

地域社会との橋渡しができる 開かれた施設を目指して
勤務地  障がい者支援施設 みずさわ(現所属:三田あすみの丘 相談員)
入職年月日  2007年
入職後の経歴  2007年4月 みずさわ(生活支援員)
 2008年4月 みずさわ(生活支援員リーダー)
 2014年4月 みずさわ(主任代理生活支援員)
 2015年4月 みずさわ(主任生活支援員)
趣味  去年、双子が産まれたので育児がとても楽しいです。
 子どもと入るお風呂は格別です。一緒に入るのを目標に日々仕事を頑張ってます。

 

福祉の仕事に就いたのは自然なこと
私の兄が知的障がい者なので、幼い頃からいろいろな人が兄を支援してくれる様子を見て育ちました。
福祉の仕事が常に身近なものだったので、この仕事に就いたのは自然な成り行きだったと思います。あまり深く考えたことがないのですが、人と関わることが好きということもありますね。
いい表情を見ると、心の中でガッツポーズ
今は主に日中活動の担当をさせてもらっています。余暇の活動のプログラムを考えたり、下請け作業の仕事を受注したりといったことです。
新しい活動のプログラムを作ったときに、ものすごく反応が良かったときや、新たな作業を提供できた時はテンションが上がります。
最近では、牧場で馬と触れ合うプログラムがとても好評でした。ご利用者のみなさんの楽しんでいる姿や、いい表情が見られると、心の中でガッツポーズですよ。もちろん大変なことも多いのですが、そんな小さな喜びにたくさん出合える仕事です。
個々の思いを汲み取った対応が難しい
この仕事に就いて難しさを感じるのは、そもそもご利用者の方が何を訴えたいのか、何をしたいのかが分からない時ですね。そんな時は、他の職員とチームで話し合い、予想を立てて対応するのですが、うまくいくこともあれば、いかないこともある。10人のご利用者がいらっしゃれば、10通りの思いがあるので、個別に汲み取って支援することを目指しているのですが、なかなか難しいですね。
でも、失敗することを恐れて踏みとどまるより、たとえ失敗をしてもチャレンジするほうが意味があると思っています。
地域に開かれた施設づくりを
今後、挑戦していきたいことは、地域社会との橋渡しになれるよう、開かれた施設づくりをすることです。
例えば、ボランティアさんにどんどん入ってもらって、一緒にプログラムを楽しんでもらえたらいいなと思うんです。地域のいろいろな人に関わってもらうことで、知的障がい者に対する理解が深まるのではないでしょうか。
知らないから怖い存在、関わりたくない存在と思われている面もあると思います。知ってもらうにはどうしたらいいのかというところを考えていきたいです。
POINT
たとえ失敗したとしてもチャレンジするほうが意味がある
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